将来の不安や焦りを感じた時は水族館に行こう

ちろるの雑記

今は沖縄国際通りのれん街に出張鑑定中!

ということで、DMM水族館に行って参りました。

のんびりと水槽の中を泳ぐ魚たち。

入ってすぐにアマゾンの魚たちのコーナーがあったんだけど、他の魚を見た時には感じなかった威圧感があった。

サイズがどでかいし、目が据わっているというか…。

人間はどうしても周りの目を気にしてしまったり、相手が何を考えているのか、自分はおかしなことをしていないか、嫌われてはいないか、いろんなことを想像して苦しくなることがたくさんあると思う。

でも彼らはそんなことは何も考えていない。

だからこそ想像で起こってもいないことに苦しんだり、オドオドしたりもしない。

自分の生きている価値だとか、将来どうなりたいかなんて考えていない。

人間は生きがいだのやりがいだのに囚われて、バカみたいだな、なんて思った。

人間にだって本当はそんなものはなくて、水槽の彼らと同じく生きているだけ。

自分を個人として認識して、個人の生き方や人生に価値を見出そうとするのは、人間に知性があるからこそだと思う。

人間だけなんとなく特別視してしまうことがあるかもしれないけど、根本は彼らと一緒。

「生きてるだけでえらい~」とかでなくて、ただ生きてるだけ。

生きがいとか人生の価値とかなくたっていいし、探そうとしなくたっていい。

想像力があるからこそ、過去や未来を考える。

でも本当はそんなものは考えなくていいし、今を生きることだけを考えていればいいんじゃないかな。

「自分はバカだ」なんて思い悩む人もいるかもしれないけど、「自分はバカだ」なんて思えるだけで充分知性があるというか。

同じ生物なのに、きっと彼らは過去を思い悩んだり、未来に不安を感じたりなんてしていない。

ただ、今この瞬間を生きようとしているだけ。

本当は人間もそれでいい。

なんとなく、彼らみたいに生きたっていいんだな、と思った。

彼らには彼らの苦悩があるのかもしれないけど、そんな彼らが羨ましくもあった。

人間は幼い頃から「将来の夢は?」「進路は?」と常に未来を意識させられてきた。

だからこそ、「やりたいこと、将来の夢がない自分はおかしい」と思い込みやすい。

本当はやりたいことなんてないのが普通なのに。

将来について、焦りを感じてしまった時は水族館に行こう。

彼らを見ていると、焦っているのがバカバカしくなってくるから。

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